多様性

国籍も価値観も多様な人たちと一緒に山を
ると、チームが「ジグゾーパズル」みたいで

面白い。「英語が上手に話せないけど人一倍
気配りをする人」、
「わがままだけど困って
る人への面倒見がいい人」、「おっちょこち
ょいだけどユ
ーモアに長けていてチームを和
ませる人」
、「高山病ですぐにリタイアした
のに、帰国
後にみなの写真や動画をまとめて
くれる人」。色んな
長所と短所を持つ人がい
て、その「デコボ
コ」がうまい具合に重なっ
てチームとして機能した。

サッカーや野球のような組織で戦うスポー
も選手が多様であればあるほど強い。例

ば、サッカーチームのバルセロナも様々な国
籍や特徴を持
つ選手が集まるから強い。そし
て、「全てが完璧な選手などいない」。メッ
シでも高い打点が必要なヘディン
グは強くな
い。バルセロナでも選手一人一人の特
徴(性
格や能力)は「デコボコ」であり、それを上
手く組み合
わせて機能させるのが監督(リー
ダー)の仕事。

どの分野の世界でも多様であればあるほど発
展していくと思う。しかし、発展に至るまで
が茨の道。野球で世界最高峰のメジャーリー
グがここまで発展したのも、人種や国籍に関
係なく多様な選手が集まるから。人種差別が
まだ根強く、白人しか出場していなかった時
代に「黒人初のメジャーリーガー」の道を切
り開いた「ジャッキー・ロビンソン」の功績
は偉大だ。自伝映画を拝見した限り、先駆者
として様々な困難があったが、彼が道を切り
開いたことで今のメジャーリーグの発展があ
るのではないだろうか。

新たな風を吹かせる先駆者というのは非常に
大きな苦難が待ち構えている
。多様であると
いうことは「価値観と意見」が「ぶつかり合
う」ということだから。既存の価値観が出来
上がっている「村社会」に新たな価値観が入
るのは容易ではない。しかし、「意見がぶつ
かり合う」というのは大事なこと。この時
に、相手の意見に「賛成」か「否定」の二者
択一にするのではなく、「共感はしないけど
理解はする」という選択肢もあれば、より両
者の思考は深まるのではないだろうか。すな
わち、もっと「寛容」になれれば思考も柔ら
かくなるのかもしれない。

倫理に反しない限り、相手にも自分にも「寛
容」になれれば
いいと思う。相手の欠点を受
け入れる代わりに自分の欠点もさらけ出せば
いい。「全てが完璧な人などいない」。

 

ウメハラの奇跡

ストツー世界大会
梅原さん(日本代表) vs  ジャスティン(米代表)
ケン          チュンリー

世界一のプロ・ゲーマーによる
奇跡的な大逆転
凄い

レスターの奇跡

サッカープレミアリーグ(イングランド)で
岡崎慎司選手が所属するレスターが優勝し
た。

ど素人の僕でもはっきり言わせてもらうが、
この優勝は、「奇跡!!!!!」

プレミアリーグは世界最高峰のリーグの一つ
で、リーグ全体の選手層の厚は世界一と呼ば
れている。

「マンチェスターユナイテッド」
「アーセナル」
「チェルシー」
「マンチェスターシティー」
「リバプール」
これらのチーム名はサッカーがわからない人
でもチラッとTVとかで聞いたことがあるの
では?

このプレミアリーグの中の「神の領域」とも
いえるのが、上記5つのチームのいわゆる
「ビック5」。

過去20年間で優勝したのは、このビック5
(リバプール以外の)のチームだけ。2〜3
位も36/40がビック5。

そのプレミアリーグの常識をぶっ飛ばしたの
が一昨年に2部リーグから昇格したばかりの
レスター。

プレミアに昇格して、昨年なんとか残留でき
たチームが、まさかビック5を差し置いて優
勝するとは誰が予想できるだろうか?(笑)

この奇跡を「他の出来事」で例えるなら

「野球」
・横浜がア・リーグ東地区を優勝

「遊戯王」
・1ターン目にエクゾディアが5体揃う

「98年のJPOP」
・SHAZNAがオリコン年間アルバム第1位

「幕末」
・以蔵が薩長同盟を結ぶ

「ノイマン」
・自宅の食器の位置を覚える

「クローズ」
・三上兄弟が鈴蘭のてっぺんをとる

「花より男子」
・和也君がつくしと結婚

「馬」
・ピンクカメオがディープインパクトに勝つ

ぐらいの奇跡!!

その奇跡のチームに日本人がいるのがまた奇
跡!

岡崎選手は、本田、香川、長友の陰に隠れて
地味な印象があるが、プレミアリーグ優勝と
いうのは、日本人サッカー史の記録に残る快
挙!

岡崎選手には18年W杯でも日本代表の奇跡を
創ってほしい。

ブザービーター

極限に負けに追い込まれてからの
大逆転シュート

マイケル・ジョーダンは
「ゾーン」に入る天才
凄い

ゾーン

よく、トップアスリートが「ここぞ」という
大舞台で力を発揮
した時に、「打つ時にボー
ルが止まって見え
た」とか「周りがスローモ
ーションに見え
た」という言葉を口にするの
を耳にしたことはないだろう
か。この「覚
醒」とも言える超集中時に最大限の能力を発
揮して
いる状態を「ゾーン」と呼ぶ。

「ゾーン」へ入るまでには、医学博士の石川
善樹先生
によると、「3つのステップ」があ
るとい
う。①「極度のストレスを感じる」、
②「一
気にリラックスする」、③「やるべき
行為に集中する」。「火事場の馬鹿力」とい
う言葉があるように、人間は恐怖を感じるぐ
らいのストレスがある時に能力を発揮しやす
くなる。さらに「開き直る」ぐらいにリラッ
クスして、やるべきことだけに集中すると
「ゾーン」に入りやすくなるのだ。

学生時代(高校生まで)、勉強が苦手な私は
試験
期間になるといつも憂鬱になり、なかな
かテスト勉
強が捗らないまま気がつけば翌日
が試験日と
なって、「尻に火がつき」一夜漬
けし、なんと
赤点を間逃れるということの
繰り返しだっ
た。(決して真似しないように)
試験終了後にいつも
、「1ヶ月前から一夜漬
けしている時のような集中力で勉強できたら
1
00点とれるのでは?」と思うのだが、毎回
試験前日でないと集中して勉強ができない学
生だ
った。今思えば、これは勉強しなければ
赤点をとってしまう「極度のストレスによる
集中力」だったのではないだろうか。(そこ
まで追い込まれないと勉強ができない情けな
い話だが)

また、久しく会ってない友人と食事をする時
は、待ち合わせ前から変な緊張感があり、初
めはお互い、しどろもどろで会話が弾まない
のに、30分も経てば昔話で盛り上がり、会話
が弾むのは、緊張から
「一気にリラックス」
状態になったからだろう。(ストレスの種類
が違うが、緊張からの解放という意味では本
質は近いのではないかと考える)

人生の「ここぞ」という場面(進学・就職・
昇進試験、仕事でのプレゼン、選手の価値が
問われる試合など)というのは、非常に大き
なプレッシャーがかかっている場合がほとん
どだと
思うので、「リラックスしようと」変
に心がけるよりも「
極限のストレス」を受け
入れて、
本番直前に「どうにでもなれ」と
「開き直る」ぐらいが
最高の集中力が発揮で
きるのかもしれない。(さらに、目標と自分
のレベルが合致し、
やるべきことだけに集中
でき
た時に)

棋士の羽生さんも、「どういう状態で一番良
いパフォーマンスができるかと言うと、やは
りリラックスして落ち着いて楽しんでいる状
況であり、二番目はプレッシャーがかかって
いる状態」「しかし、毎回リラックスしてや
れるかというのは難しいと思います」「私自
身も一番集中して
いる時はいつだと訊かれた
ら、やはり公式戦
で待ったができず、時間が
切迫して来てプレ
ッシャーがかかる時点が一
番集中できます
し、一番たくさんのことを読
むことができま
す」(著書、「闘う頭脳」よ
り)と、述べて
いる。

「言うは易し行うは難し」なので、意識的に
「ゾーン」状態になるというのは
簡単ではな
いかもしれないが、「ゾーンの3ステップ」
を頭にいれ、普段から自分の癖を把握し、自
分なりの方法論を見つけるだけでも結果が変
わってくるかもしれない。私は今度のデナリ
が絶好のチャンスなので「ゾーン」に近づけ
るか実験してみようと思う。

 

(参考文献)

ゾーン(究極の集中状態)に入るための3つ
のステップ。「ストレス」「リラックス」
「集中」(前編),industry co creationI
http://industry-co-creation.net/2016/03/17/icc-connection-2016-session3-part1/,(参照 2016-4-30)

羽生善治(2016),「闘う頭脳」,文春文庫,
P79〜81

吉田松蔭

幕末(約160年前)の長州藩(山口県)に
「松下村塾」という私塾があった。

その塾からは明治維新の時に坂本龍馬と共に
大活躍した「高杉晋作」や初代総理大臣の
「伊藤博文」など、明治維新の原動力となり
その後の日本を創ってきた人物が多く輩出さ
れた。

「松下村塾」の特徴
①希望する者は身分関係なく入塾できる
(当時は身分制度に厳しかったのに)

②議論中心の講義
(議論が中心だが、本も多く読ませた)

③長所を伸ばす方針
(短所と長所は表裏一体であり、短所を消す
と長所も消えることがあるので、各人の良い
ところを見抜き長所だけを伸ばした)

この塾の特徴は、現在日本で騒がれている教
育現場の問題点(親の所得格差、詰め込み教
育、均質教育)を網羅しているのでは?

160年前にして最先端を走っていた?

この松下村塾を創った人が「吉田松陰」

そして、「吉田松陰」は尋常じゃなくクレイ
ジーーーーーーーーだった!(笑)

「吉田松陰」伝説
①友達と東北旅行するために死刑覚悟で脱藩
(出発許可が出発日までに間に合わないので
脱藩したらしい)友人と旅行>死刑?(笑)

②黒船に乗り込み密航しようとする。
(鎖国していた当時において、外国船が来る
だけでも大騒ぎなのに、アメリカに留学でき
るチャンスと捉え、それに乗り込もうとす
る。)即ペリーに追い返されたが、、(笑)

③井伊直弼の独断政治に怒りを覚え、長州藩
に暗殺計画を訴える。
(その結果、牢獄にいれられる)

④あまりに行動が過激すぎるので弟子たちが
心配すると、それに激怒して弟子と絶交する。
(最終的に前科5犯、、、)

⑤幕府の役人に聞かれてもないのに、老中暗
殺計画を話す。
(その結果、当然死刑にされる。。。。)

この人、とんでもなくぶっ飛んでいる。(笑)

でもこのクレイジーな行動も、全ては「日本
のため」を思ってのこと。

きっと、日本のことを考えすぎて、身近な人
たちへの「おもてなし」を少し忘れた人だっ
たのだろう。(苦笑)

しかし、この吉田松陰の多くの弟子がその後
の日本に多大な影響を与えてきたことで、今
もなお名が響き渡っているのである。

こんなクレイジーな人に「やりたいことはや
れ!」と言われたらそりゃ説得力ある。

1億人に1人ぐらいはこういう突き抜けたク
レイジーな人がいたほうがいいいのかもしれ
ない。(犯罪や死刑に繋がるような行動は決
してしてはいけないが)

おもてなし

日本の良さを世界に発信する一つに「おもて
なし」という言葉が最近よく使われるように
なった。「おもてなし」を強調しすぎると逆
に違和感を感じるという意見もあるが、さ
げない「目配り」、「心配り」等を含めて
「おもてなし」と考えるとしっくりくる。

実際に海外に出てみると本当に日本のサービ
ス力の高さに感心する。こんなサービス力が
高く居心地のいい国はなかなかない。そのよ
うな日本に生まれ、体育会の部活動やサ
ービ
業の仕事を経験してきたこともあってか、
私にも自然と「おもてなし」の
力が身につい
たのではないかと思っている。(不器用な

で見た目は綺麗ではなく、完璧ではないが最
低限には)

アコンカグアに登ったときは毎日、外国人の
仲間たちと寝食を共にした。実はこのときに
大活躍したのが「おもてなし」だった。アル
ゼンチンは世界5位
のワイン大国で、アコン
カグアのあるメンド
ーサ州はワインの主要生
産地。
ベースキャンプには大量のメンドーサ
ワイン
が送り込まれた。ベースキャンプの夜
食は毎日、皆でワインを嗜みながら楽し
む。
(私は、頑として下山するまで飲まなか
った

このとき、いつも自然と皆のワインを注いで
いたら、皆がとても喜んでくれた。
私は英語
があまり上手く喋れない
ので、「言葉」での
コミュニケーションはなかなか
上手くいかな
いのだが、「おもてなし」によってコ
ミュニ
ケーションが生まれ、仲間たちとの距離を縮
めることができ、次第に信頼関係を築くこと
ができたのである

ガイドや仲間と一緒に登るにあたっては、彼
らと上手くコミュニケーショ
ンをとり、信頼
関係を築くことが大切だ
。私のような英語が
上手く
喋れないような人間は「気配り」で勝
負し
ていかなければ、信頼関係を築けない。
どんな性格や価値観なのか全くわからない仲
間たちの雰囲気を肌で感じ、登る順番、道具
の管理
、食事の際の準備、寝る場所、写真撮
影など、チームがより機能するように、常に
周りの仲間の気持ちを考えて振る舞った。振
り返るとその
振る舞いこそが「おもてなし」
だったのではないのかと思う。(これは計算
してやっていた訳ではなく、振り返ってみて
気づいたことであるのだが)

「おもてなし」の本質は「一期一会」だとよ
く言われるが
、(今という時に巡り合った、
出会い
の尊さや縁を大切にしてコミュニケー
ション
をとること)アコンカグアに登った時
にその
意味が少し解ったような気がする。そ
してこれを期に、より日本文化の奥深さを学
んでいき、実践していけたらと思う。

緊張と緩和

松本人志さんいわく
「笑」は緊張と緩和から生まれるらしい

「高級車」のカーナビが目的地を「間違える」
(緊張)     →     (緩和)
なるほどー