GWマラソン

(GWに1週間連続フルマラソンに挑戦)

キリマンジャロ登山からの3ヶ月間、
筋トレオタクになってしまった僕は、
実際どのくらい効果があるのか試したくなった。

僕の今年の大きな目標は、
エルブルース登山と年末のアコンカグア登山である。
さらにもう一つ、ゴビ砂漠マラソン完走!

ゴビ砂漠マラソン???

おまえは今5大陸最高峰の登山に挑戦しているんだろ?
なぜマラソン?
てかゴビ砂漠マラソンとは何??

その前に、登山は非常に足腰を中心に体力が必要なスポーツ。
登山の筋肉は登山で作るのが一番だと思うのだが、
何かほかの方法で、楽しみながら体力を向上させたいと思った。

それで、最初に思い浮かんだのがランニング。
すなわちマラソン。

早速、マラソンに関する情報をググり調べる。

「東京マラソン」「サブ3」「ウルトラマラソン」、、、

調べると出てくる情報の中に、
「ウルトラマラソン」というワードが出てきた。(笑)

僕の今までの価値観では、
フルマラソンの42キロを走るだけでウルトラな世界だった。(笑)

さらに、ウルトラマラソンを
ググっているうちにまた変なワードが出てきた。

「砂漠マラソン」

さ、砂漠マラソン??
聞いて名の通り、砂漠を走るのだろうか?
ウルトラを超えると砂漠?(笑)
フルマラソン<ウルトラマラソン<砂漠マラソン?(笑)

さらに、ググると世界には、
世界一過酷な世界3大砂漠マラソン大会が存在するらしい。

そんなもん知るかい!(笑)

普通に生きていれば、
「砂漠マラソン」というワードはまず出てこない。
(ということは今は普通ではないのか、、、)(笑)
さらに、なんで世界一過酷な大会が3つもあるんや!
とつっこみたくなる。

そう、その世界3大砂漠マラソンの一つがゴビ砂漠マラソンなのである。
一体、どんな大会なのだろうか?
ざっくり言うと、
モンゴルの砂漠を6日間で250キロ走る大会なのである。(笑)

こっこれは、足腰が強くなる。(笑)
このゴビ砂漠マラソンを倒せれば、
年末のアコンカグアも倒せるはず。(プラス思考)
僕はこのゴビ砂漠マラソンを完走することを、
持久力UPのモチベーションにすることにした。

それで、今回のGWに実際に1週間連続で、
フルマラソンを走れるのかを挑戦することにしたのである。

(なぜ路線を走るのか?)

でっ、1週間連続でどこを42キロ走るのか?
まず、コース決めから始まった。

GW期間中に開催されるマラソン大会を日本全国で調べるが、
1週間連続の日程ではない。

はて、どうするか?
いつも走ってるコースを42キロ×7日間走るか?
それは絶対におもしろくない。(笑)
僕はどこを走ると楽しくフルマラソンができるのかを考えた。

そして、あるイベントに参加したときに「ふと」思いついた。

参加したイベントは、
芥川賞作家の磯崎憲一郎さんが新刊の「電車道」の販売を記念して行われた、
将棋棋士の羽生善治(現四冠)さんとのトークイベント。
僕は無類の羽生さんの大大大ファンなので、
運よくイベントに参加することができた。

僕はこのイベントで、
「電車」「電車」「電車」と何度も聞いているうちに、
「あっ、電車の路線沿いを42キロずつ走れば、
飽きずに楽しめるかも」と思いついた。
そして、駅で迷路のような路線マップを見たときにやってみようと思った。
路線沿いなら途中でハプニングがあっても、
電車に乗ってすぐに帰れるので。(笑)

(このマラソンは登山トレーニングの一環です)

GW前に行きつけの美容院に行ったときの話である。

まず、初めて会った時の会話から。

美容師さん 「年末年始は実家に帰省されるんですか?」
僕     「いえ、アフリカのキリマンジャロを登りに行きます。」
美容師さん 「えっ!?」(笑+どん引き)

2回目

美容師さん 「キ、キリマンジャロは登られたんですか?」
僕     「はい、なんとか」
美容師さん 「本当に登ったんですね」(笑+リアルだった)

3回目

美容師さん 「今度のGWはどこか遊びにいかれるんですか?」
僕     「はい、1週間連続でフルマラソンを走ろうと思ってます。」
美容師さん 「えっ!?」(笑+どんどん引き)
僕     「山手線、中央線って具合で各路線沿いを42キロずつ走ろうと思ってます。」
美容師さん 「はっ!?」(笑+どんどんどん引き)
僕     「さらに、走ったところがグーグルマップに線が引かれて行くんです。」
美容師さん 「おっ!?」(笑+どんどんどんどん引き)
美容師さん 「知り合いに、日本中を旅して引いたグーグルマップの線で、プロポーズをした人がいるみたいですよ。」
僕     「世の中、上には上がいますね!」(笑)
美容師さん 「そんなことしてたら病んでいるんじゃないかと心配してしまいますよ」(苦笑)
僕     「まあ、見方によってわ、、、」
僕     「てか、僕は病んでいるわけではないですから!!」(笑)

このマラソンはただのトレーニングの一環です。(笑)

(1日目:山手線)

まずGWマラソンのスタートは山手線から。
いつも使っている路線で、今回唯一の円形路線である。

スタートはもちろん新宿から。

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目標は、1キロ7分半前後のペースで走ること。
このペースで走れれば5時間から5時間半の間で完走できる。

僕の当初の目標は、上記のペースで7日間は走りきることだった。

新宿駅から新大久保、高田馬場と路線沿いを進んで行く。
いつも見慣れている駅や景色を通過しながら走って行く。
山手線の景色は次から次へと変わっていく。
池袋、日暮里、上野、秋葉原、東京、品川、恵比寿、渋谷、原宿
次から次へと違う色をした町と人が現れてくる。
なので、景色が刺激的であり流動性が高いので走っていて楽しかった。

しかし、山手線沿いの弱点は人が多いこと。(笑)
渋谷、原宿を走り抜けるのは至難の業。(笑)

そんなこんなんで、特にトラブルもなく初日は終了した。

初日のタイムは5時間30分38秒

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順調に計画通りに進めて行くことができた。
だから、ご褒美にビールを飲んで寝る。(ストイックになりすぎずに)

(2日目:埼京線)

二日目は都心乗客数ランキング2位の埼京線。

埼京線は埼玉の大宮駅から東京の大崎駅まで結ぶ路線である。
二日目は埼玉から東京への旅である。

スタートは大宮駅。

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個人的に初埼玉だったのでワクワク。
大宮駅から浦和駅へと走る。
サッカーファンの僕は大宮アルディージャと浦和レッズを連想しながら走る。(笑)

初埼玉の景色を楽しみながら走る。
昨日の刺激的な町並みから一変して、閑静な住宅街沿いを走る。

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ひたすらのどかな住宅街沿いを走って現れたのが、
荒川を結ぶ戸田橋である。

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この橋を超えたら東京。

それから、20キロ時点ぐらいまでは順調に走っていたのだが。
徐々に足に違和感が、ズキズキとしだしてきた。
(おい、まだ2日目だぞ、、、)
うぅーん、この感覚はヤバい予感、、、
情けないが、早くも嫌な予感、、、

嫌な予感は新宿駅あたりで的中。
無理をせずに、走るのをやめ競歩へチェンジ(トホホ)

やはり、ウルトラマラソンは甘くない。

それから、残り5キロを原宿、渋谷、恵比寿、目黒と歩く。
最後の区間の目黒駅から大崎駅までがしんどかった。

が、なんとか大崎駅に到着!!

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大崎駅に到着した時は、恐らく、
大崎駅を見て感動した日本人ランキングで、
歴代TOP10に入るのではないかというぐらい嬉しかった。(笑)

二日目のタイムは6時間48分57秒

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早くもこの先の雲いきが怪しい(苦笑)
が、そんなの気にせずにビールを飲んで寝る。

(3日目:東海道本線)

3日目の東海道本線は東京駅から神戸駅までを結ぶ日本最大の路線。
JR東日本の管轄は東京駅から熱海駅まで。
その距離は100キロオーバー!ながっ!

コースの選択枠は2つ
1、東京駅からスタートして42キロ時点で終わりにする。
2、熱海駅でちょうど42キロ時点になるところからスタートする。

僕は迷うことなく熱海駅を目指すことに決めた。

理由は、熱海だから

そう熱海だから

熱海だから温泉に入れるから(幸)

3日目のプランとしては、熱海駅まで無事に42キロを走り終えて、
その足で温泉に入り、風呂上がりのビールを飲み、
あわよくばマッサージまで受けて、
帰りの電車で爆睡して帰る。(幸)

このプランを実行できればGWらしい一日になるはず(笑)

僕は温泉とビールの希望を胸にスタート時点の大磯駅から出発した。

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箱根駅伝で有名な東海道の田舎道を走る。
初日、二日目と東京のど真ん中を走ってきたので、
この田舎風景がめちゃめちゃ気持ちいい。

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しかし、人生初の連続フルマラソン3日目。
開始そうそう5キロ時点ぐらいで、早くも足が張り張りで、
走るスピードと歩くスピードが変わらない状態になる。(苦笑)

ならば競歩へチェンジ(トホホ)

東海道をひたすら、競歩、競歩、競歩

この日差しと気温は本当に5月?と言いたくなるような天候。

20〜30キロ時点はひたすら歩道がなく、
海外線沿いの車道脇を車に煽られながら歩く。

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約10キロ超の距離を炎天下の中、車に煽られながら歩くのは疲れる。
さすが熱海、楽には温泉に入らせてくれない。(苦笑)

30キロ

35キロ

40キロ

とひたすら歩く。
炎天下で意識がもうろうとしている中、
頭の中は「温泉」と「ビール」とあわよくば「マッサージ」でいっぱい。

もう温泉とビールのことしか考えていない中、ついに熱海駅に到着!

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三日目のタイムは6時間56分1秒

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本当に5月なの?という炎天下の中を歩き。(苦笑)
過去最悪のタイムを叩き出したが、、、
温泉、ビール、マッサージの三点セットをゲットして帰って寝る。

(4日目:横浜線)

4日目は横浜線の東神奈川駅からスタートし、八王子駅方面を目指す。

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この日の疲労はピークで開始5キロぐらいで、走れなくなり、
残りをひたすら歩く、歩く、歩く。

7日間の中の4日目はちょうど中間時点で気持ち的にもしんどい。

しかも途中で、グーグルマップの使い過ぎと
炎天下の影響でiphoneの充電がなくなり、
野生の感だけを頼りに路線沿いを歩くことに(苦笑)

4日目はひたすら足が痛くしんどいと思いながら歩いていたので、
あまり記憶がない。

が、最後に、、、

走行距離41キロを超えて見えてきたのが、相模大野駅

相模大野駅は確か横浜線のはず

横浜線のはず、

横浜線のはず、、

ちゃんと確認

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相模大野駅は小田急線であった。(苦笑)

僕はいつの間にか小田急線沿いを歩いていた。(苦笑)

4日目にして初の脱線事故

でも42キロは42キロなので(プラス思考に)

四日目のタイムは7時間15分12秒

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過去最低記録+脱線事故

4日目は最悪だった。
明日はどうなることやら、、、
そんなの気にせずにビールを飲んで寝る。

(5日目:総武線)

5日目の寝起きは過去最悪に体が重い、、、
これは8時間越えになるのでは、、、(苦笑)
と不安抱えたまま5日目は総武線の千葉駅からスタート。

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総武線のすぐ横には大きな国道があるので道がシンプル。

恐らく4日目のような脱線事故は起きないはず。(笑)

ひったすら国道の道をまっすぐ走る。

3、4日目とほぼ競歩状態が続いていたので、
この日はもっと動けなくなるのかと思っていたが、
なぜか、5日目は走れる、走れる。

足に痛みがなく、走れることに喜びを感じる。(意味が分からない喜び)

ひたっすら走るが、足は痛くならない。

走る

あっ!パッキャオVSメイウェザーの試合見るの忘れた、、、
とショックを受けながらも走る。

走る

走ること41キロ時点で見えてきたのは明治大学。

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ということは、この日はお茶の水駅でフィニッシュ。

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5日目のタイムは5時間23分25秒

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お茶の水駅で終わったのは何かの縁。
なぜ5日目は走れたのかは謎。(笑)
ひょっとしたら明日は4時間台で走れるんじゃね?
と思いながらビールを飲んで寝る。

(6日目:小田急線)

6日目のスタートは小田急線の新宿駅。

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小田急線は住宅街の中にあるイメージ。(勝手なイメージですが)

ということは、またくねくねした道が続くのか、、(苦笑)

昨日に奇跡的な回復で走れたので、
この日も走れるのではないかと淡い期待を抱いてスタートしたのだが、、、

昨日の快調走が嘘のように、、、

開始早々、走れないのを悟る。。。

ならば競歩でゴールしたろうではないか。

さらにグーグルマップに頼らずに野生の勘だけを頼りにゴールしたろう
ではないかと意気込む。

野生の勘だけを頼りに住宅道どうを歩く。

が、この先は行き止まりぽい道に出くわす。

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引き返そうと思ったが、よーーく見ると左脇に小さな道が!?

確認してみると

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行き止まりと思った場所に秘密の通路があるではないか!(笑)

こんな具合に、
一人アホらしく迷路のような道を歩き続けること40キロ。

見えてきた駅は相模大野駅。(笑)

相模大野駅は2日前に下見をした駅だ。(笑)
(この日のために)

さらにもう一駅分歩き。

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6日目は小田急線相模原駅でフィニッシュ!

6日目のタイムは7時間14分27秒

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今日が終われば明日でラストの精神で歩き続けた6日目。
最終日は深夜1時半スタートなので(笑)
19時にビールを飲んで寝る。

(最終日:中央線)

最終日は中央線。
深夜1時半から原宿を目指す旅。(笑)

なんでアホみたいに深夜1時半からのスタートなのかというと。
この日は、シブヤ大学開催で杉山文野さん主催の「ハートをつなごう授業」が、
原宿で開催される。

このイベントは子供達を対象としたLGBTに関する授業で、
ゲストとして元WBC世界フライ級チャンピオンの真道ゴーさんと、
山田邦子さんが団長を努める「スター混声合唱団」の授業が受けられる。

今後教育現場に立つ身として、目から鱗のイベントである。

イベントの開催時間は原宿で10時〜15時までの日程。

うぅーん、最終日はいつ走るか?笑

イベントの前に走るか、後に走るか?

よし、先にマラソンを終わらせよう!

9時半前までに原宿に到着するためには何時に出発?

コンディションが全快なら3時間半ぐらいでいけると思うが、、
6日連続フルマラソンでもう足はパンパンパンパン(笑)

恐らく全部競歩で歩いて7時間ちょっとでいけるはず。
しかし、最終日途中で何があるかわからないので、
余裕をもって深夜1時半にスタートすることにした。(笑)

スタートは豊田駅。
月がみえる。(笑)

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深夜1時に起きて予定通りに1時半にスタート。

9時までに原宿に到着できるように歩く。

早歩きで歩き続ければ9時までには間に合うはず。

初日から6日目まで、快晴な炎天下の中走ってきたので、
夜の道を歩くのは涼しくて気持ちいい。

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もう主旨がフルマラソンからフル競歩に変わってしまったが、
目標を達成する執着心とその過程の柔軟性をもって、
ひたすら歩く、歩く、歩く。

足がとまらない限り、9時には間に合うはず。

国分寺、武蔵小金井、武蔵境、三鷹、吉祥寺、荻窪、中野

ゆっくりだが少しずつゴールに近づいている。

新宿駅を通過。残り4キロ、目指すのは千駄ヶ谷駅。

今回のGWマラソンで何回、新宿駅を通ったけ?(笑)
と1週間を振り返る。

残り、3キロ

残り、2キロ

残り、1キロ

残り、0キロ

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到着!!!!
最終日のタイムは、7時間5分30秒

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これで、GWマラソンから解放される!(笑)
と喜ぶ時間もつかの間、
早く原宿に行かないと遅刻するーーーー!
急げ!急げ!
と足を引きずりながら次のイベントに向かった。(笑)

(感想)

1週間の合計タイムは、45時間33分30秒
(予定より10時間以上オーバー)

今回、1週間連続のフルマラソンに挑戦してみて、
強烈にウルトラマラソンの洗礼を浴びました。

100キロ、200キロ、300キロを走り続けるのは難しい。

しかし、挑戦して良かったことは改善点が明らかになったこと。
1月から持久力UPを目指してトレーニングをしてきたが、
根本的に鍛え方を間違えていた。

正直、苦しいと思ったことはないのだが、
足が痛くて、どうしても走れなくなるのである。

だから大事なのは体のバランス。

車で例えれば、いくら時速300キロを出せて、
1Lで40キロ走れるエンジンを持った車でも、
タイヤがパンクしたら走れない。

それと同じで、今の僕は足と肺活量のバランスが悪い。
(もっと細分化できるが)

恐らく、今までのトレーニングが肺活量に偏るトレーニングだったのだろう。

だからこれから、
改善点として体のバランスを整えていくために、
何をしたらいいのかを試行錯誤していこうと思います。

今回、山手線、埼京線、東海道本線、
横浜線、総武線、小田急線、中央線
と都心を代表する路線沿いを走り、
様々な人と町を見てきましたが。
人も景色も本当に様々!
だから、常に楽しく走ることができました!

 

 

 

 

最後に今回学んだことを写真一枚で伝えたいと思います。

 

 

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それでは、今後ともよろしくお願いします!